「実習で得るもの」
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- カテゴリー: 木村 欣司(言語聴覚学科教員)
どうもこんにちは。
言語聴覚学科の木村です。半袖からジャケットまでが早く感じているこの頃ですね。
卒業生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
木村は毎日,努力して頑張ってますよ。
現在の言語聴覚学科は,1年生については,後期授業の真っ最中!
試験が多く入る時期で,体力・精神と配慮をしてあげたいのですが,単位取得に関わることなので,見守ることしかできません。
「1年生の皆さん,とにかく最大値の力で取り組んでください。その姿は学科教員に伝わり,諦めずに取り組んでいる学生さんを見捨てることはしません。もう少しで一段落です.頑張りましょう.」
そして,現在の言語聴覚学科2年生は最後の実習(臨床実習)が今週で終了します。
「一番長い実習で,体力・精神ときつい時期もあったかと思います。本当にお疲れ様でした。」
実習で得るものは個々によって,様々です.その得たものが何かを実習後フィードバックや普段の日常会話から共有することがあります。
学生Aさんは…
「自分の勉強不足で,患者さんに失礼なことをしてしまった。」
勉強の取り組み方を後悔したり,勉強しなければならない意味を再認識したり.
実習では,多くの学生が自身の実力を思い知り,学校へ帰ってきます。
学生B・Cさんは…
「STの先生の関わりはすごいと感動しました」
「こんな先生になりたいと思いました」
実習で,言語聴覚士の職業の素晴らしさを感じる学生が多くいます。 など
実習とは,学校で学んだ専門的な知識を振るうことが多くの比重を占めます。しかし,大事なことは他にもあります。それは,自身が目指している言語聴覚士の職種を知り,「やっぱりSTになりたい」と思える有意義な実習であったかということです。
私は学生さんが実習から帰ってきて「STになりたいと思いました」と聞くと,それだけで実習で得たものは大きいと感じています。
私も学校で教鞭を取りながら,臨床に出て,時には学生さんを受け持つことがあります。
「STになりたい」と思ってくれるような臨床家,そして教育者でありたいと思っています。