介護福祉学科1年生が入学して1ヵ月が経ちました。
まずは原理原則を講義で学ぶ期間を設けておりました。
基礎知識が少しついたら演習をすることで学習効果が高まります。
整容の実技演習では電気シェーバーを使って髭剃りを体験しました。
この日のために、モデル役の先生と男子学生は髭を伸ばしてきております。
爪切りの演習も学生同士で実施しました。
みんな人の爪を切る難しさが体験できました。
実際の利用者様にケガをさせないためにどのようにしたらよいか気づきがたくさんあったようです。
「手は大丈夫でも足は無理だ」などの声も聞かれました。
嚥下が困難な利用者様に水分摂取していただくために、
とろみ剤を用いて6種類の粘度にわけた水分をそれぞれの班で作成する演習を実施しております。
混ぜ方の工夫やとろみがつくことで味の変化があることなど学ぶことができました。
生活支援が介護の専門性と言われておりますが、生活には幅広い支援が必要となります。
人それぞれ生活スタイルも違いますから、支援の仕方も変化してきます。そこが介護の奥深さですね。