介護福祉学科1年生が「多文化共生」の授業で世界の文化の違いについて発表してくれました。グループごとに自分たちでテーマを決めてミャンマー、ベトナム、中国、カンボジア、日本で違いがあるものを調べました。
世界の葬儀の違い、学校の違い、亡くなった後の遺産相続の仕方についてなどどれも興味深いものでした。
あるグループはそれぞれの国の酒文化について発表をしました。
少しご紹介したいと思います。
ミャンマーでは「タンピン」と呼ばれる黒い実がなる木で酒を造ります。
木の上のほうに傷をつけて竹の入れ物をぶら下げておくと白い樹液がたまります。
この白い液はすぐに飲むと甘く子どもや妊婦さんが好んで飲みます。
そのまま日に当てておくと発酵が進み泡立ち苦みが出てきます。
この状態になるとアルコールが含まれており「タンイエ」と呼ばれるお酒になるそうです。
ミャンマーでは農作業をする人たちが朝「タンピン」にのぼり竹の入れ物をセットして夕方に回収して「タンイエ」を飲んで疲れを癒す光景がみられます。
なんだかいい話ですね。
発表後は学校の敷地内の梅をもいで梅酒を作って飲みたいという話に落ち着きました。
春に仕込んで全員20歳になったらみんなで飲みたいと思います。