1年生と3年生との交流~レクリエーションからの学び~

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作業療法は、利用者に合わせてさまざまな治療方法を組み合わせて実施します。治療法の1つにはレクリエーション(集団活動)もあります。

今年度の1年生は相互交流演習Ⅰという授業で、グループごとにレクリエーションの企画から実施まで行いました。今回は作業療法学科の3年生が指南役となってくれました。

その様子の一部をここで紹介します。

*授業は感染対策に配慮して進めています。

(登校前の検温チェック、マスク着用、入室前の手洗い・消毒、定期的な換気など)

まずは3年生が企画したレクリエーションを1年生が体験しました。

「新聞紙大繩跳び」

新聞紙をつなげて大繩に・・・。

こっちもつなげよう。もっとテープ付けた方がいい?

それぞれのメンバーが協力し合いながら進めています。

いざジャンプ!!

早速縄が切れました!笑!切れたら即補強!時間内に何回跳べるか競います。

ただ大繩を飛ぶのではなく、縄作りからするところが面白いですね。メンバー同士も自然とコミュニケーションをとっていました。

「ピンポン玉リレー&クイズ」

ピンポン玉を乗せるスプーンはなんとアイスのスプーン!小さい!

簡単すぎず難しすぎずのバランスを模索した結果だそうです。

リハビリ学生相手のクイズは何だか難しそう。見学役の1年生も一緒に考えています。

ゲームに参加している人も、見学している人も一緒になって楽しんでいましたね。

てきぱき動き、明るくハキハキ話しながら進行する3年生からは、これまでの学びの積み重ねが感じられました。

レクリエーションを治療として活用するためには、ただゲームを行うだけでは不十分です。

・参加する人の身体的・心理的な状態

・レクリエーションの内容(難易度、イメージなど)

・道具や材料の工夫

・集団の特性(どんな人たちの集まりなのか)

・そもそもレクリエーションの目的(何のために行うのか) などなど

他にも気にかけるポイントがたくさんあります。

3年生はレクリエーションの心構えや注意点についても1年生にアドバイスをしてくれました。

さて、3年生からのアドバイスを参考に、次は1年生がレクリエーションを企画していきます。

グループで内容を検討中。

実際の進め方や、空間の使い方等、事前の確認もしっかり行っていますね。

小物の準備もせっせと行います。参加者への分かりやすい説明の仕方なども確認中。大切ですね。

各グループで企画書をまとめました。

いざ開始!ちょっと緊張気味?

目隠しした状態で風船を箱にイン!

チームメイトは伝え方を工夫して誘導しています。

レクリエーション実施中に見学している3年生。いろいろ厳しくチェック中・・・?

他にもたくさんのアイデアあふれるレクリエーションが展開されました。

終わった後には振り返り。3年生も一緒になって意見交換しています。

この授業のように、作業療法学科の授業では他学年が一緒に学び合う機会が多々あります。学年を超えた交流がしやすいのも多摩リハの特徴です。

1年生の皆さん、暑い中毎日お疲れ様でした。

3年生もご協力ありがとうございました。

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