社会人から言語聴覚士に~学び直しという選択~


社会人になってから、進路を考え直すことは珍しくない

大学を卒業して、社会人として働き始めてから、「このままでいいのかな」と立ち止まることがあります。

今の仕事を続ける中で、もっと専門性のある仕事がしたいと思うこともあれば、自分や家族の経験をきっかけに、誰かを支える仕事に関心をもつこともあると思います。

本校に入学してくる方の中にも、最初から言語聴覚士だけを目指していた人ばかりではありません。医療や福祉に関心があった人、長く働ける資格を探していた人、前職の経験を別の形で生かしたいと思った人。そうしたさまざまな背景をもつ人たちが、

「学び直し」という形でこの道を選んでいます。

言語聴覚士は、「話す」「食べる」「伝わる」を支える仕事

言語聴覚士は、「話す」「食べる」「伝わる」を支える仕事です。 

ことばで気持ちを伝えることが難しい方、食べることに不安を抱える方、そのご家族の生活にも関わる仕事です。目立つ仕事ではないかもしれませんが、その人らしい暮らしを支える大切な役割があります。

学び直しには不安がある。だからこそ、支えが大事になる

社会人からもう一度学ぶことを考えたとき、やはり不安はあると思います。 

勉強についていけるだろうか。実習は大丈夫だろうか。生活との両立はできるだろうか。そうした不安があるのは、むしろ自然なことです。

卒業生のアンケートを読むと、本校でよかったこととして多く挙がっていたのは、「先生との距離が近いこと」「質問や相談がしやすいこと」でした。困ったときに一人で抱え込まずにすむこと、学習や実習、国家試験まで含めて支えてもらえることは、学び直しを考える人にとって大きな安心材料になるのだと思います。

また、「落ち着いた環境で勉強できた」「クラスメイトに恵まれた」という声もありました。もちろん、学校生活は楽しいことばかりではありません。短い2年間の中で、授業も実習も国家試験対策もあり、決して楽な道のりではないと思います。それでも卒業生の言葉からは、「大変だったけれど、通ってよかった」「この2年間には意味があった」という実感が伝わってきます。

学び直しは、やり直しではなく、積み重ねの上にある

学び直しは、何かをやり直すことではなく、これまでの経験を土台にして、新しい専門性を重ねていくことなのかもしれません。社会人として過ごしてきた時間や、迷った時間、立ち止まった時間も、決して無駄ではありません。そうした積み重ねがあるからこそ、誰かを支える仕事につながっていくこともあります。

まずは、学校の雰囲気を見に来てください

もし今、少しでも言語聴覚士という仕事が気になっているなら、まずは知るところから始めてみてください。 そして、できれば実際に学校の雰囲気を見に来てみてください。文章やパンフレットだけでは分からない、先生との距離感や学校の空気があります。

社会人から言語聴覚士に。 それは、特別な人だけの選択ではなく、自分のこれからを考えたときに開かれている、一つの現実的な選択肢なのだと思います。

山﨑 暁(言語聴覚学科教員)
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