学生の声が市に届いた!市長プレゼン&新聞掲載の舞台裏

じつは先月、タマリハの学生が青梅市長に直接プレゼンして、西多摩新聞に掲載されました!

多摩リハの学生が青梅市長らにプレゼン(西多摩新聞)  

青梅市長の大勢待利明さまだけでなく、青梅市病院事業管理者・市立青梅総合医療センター院長の大友建一郎さまも同席されていたんですよ!

ことの経緯は、言語聴覚学科の木村学科長が青梅市をよくしていくための青梅市地域共生社会推進審議会に参加したことからはじまります。この会議で青梅市長から、「学生目線で市の課題を教えてほしい」とオファーしていただいたんです!

そしてタマリハの学生の有志を募り、学生たちが2ヶ月かけて「学生が市に感じている不満」「こうしたらもっと住みやすくなる!という提案」などを学生全体にアンケート調査し、タマリハを代表して言語聴覚学科の1年生3名が市長たちの前で1時間のプレゼンテーションと意見交換を行いました! 

ウェルカムボードの前で青梅市長と記念写真

ウェルカムボードで歓迎してくださいました♪

右:大勢待利明 青梅市長

おお!

いい雰囲気に仕上がっている予感♪

入学前から青梅市に住んでいた学生は10%で、入学後に青梅市に住んでいる学生が28%に増えていますね~

そして海外からの留学生も学んでいるんですよ♪

「無料で勉強できる場所が少ない」「車や自転車がないと買い物が不便」などの声が上がりました(汗)

やっぱり都会と比べちゃうと、不便さは感じているんですね

意外だったのは、遊び場が少ないとう声が少数だったことです(嬉)

青梅市のここが好き!

青梅市の魅力! 

 「青梅市が好き」と答える学生は82%にものぼりました!

やはり「豊かな自然、静かで落ち着いた雰囲気」に魅力を感じているようですね♪

また、通学や買い物でかかわる人たちの温かさが魅力的と語っていました♪

勉強の合間に自然豊かな公園に遊びに行ったりもするそうですよ♪

青梅市が好きだからこそ、「図書館の学習ブースを増やしてほしい」「最寄り駅の徒歩圏内に百円ショップや文房具店を作ってほしい」「レンタルサイクルを増やしてほしい」など、学生らしい要望がありました。

レンタルサイクルの話題になったとき、すぐさま青梅市長が担当課に「レンタルサイクルは何台ありますか?電動ですよね?」などと確認してくださる場面もありました♪

そして今回のプレゼンテーションの目玉、「学生寮設置のご提案」をプレゼンしました!

青梅市の家賃相場は安いとはいっても、学生にとっては経済的な負担が大きいですからね

学生寮を提案!  

台湾の大学に4年間留学した経験がある学生が学生寮を提案しました!

言語聴覚学科以外は高校を卒業して親元を離れる学生も多く、また介護学科では留学生も多く母国を離れる不安もあります。

学生寮があれば経済的負担を軽減できるだけでなく、親の安心感にもつながります。さらに学生同士の交流もでき異文化を学ぶこともできます!

なにより寮で地域の方たちとつながることで青梅市への愛着も深まってくると思います。

ぜひ、青梅市の力で学生寮を作っていただきたいです!

プレゼンテーションを終えて、青梅市長さんから「とてもいい発表でした。これからも青梅市にいろいろなアイデアを提案してほしい」とのお言葉をいただきました♪

タマリハでは、高齢化社会の課題を意識した実践的な「認知症予防講座」を学生が一から考える講義も行っています。日ごろから地域社会に目を向けているから、今回の市長さんからのオファーにも対応できたんですね!

参加した学生たちは、「市長さんの前で話した時はガチガチに緊張したけど、『自分たちの声が本当に届くんだ!』って感動しました」と語っていました♪

私も撮影係として参加させていただきましたが、青梅市長さんたちと学生が和気あいあいとした雰囲気のなかで沢山の意見交換をしていて、見ている方も楽しくなりました♪

そして立派に発表する学生の姿に頼もしさを感じました!

これから学生たちは初めての病院実習が控えていますが、こんなに立派に発表できる度胸があれば、きっと大丈夫ですね♪

山﨑 暁(言語聴覚学科教員)
現場で輝く確かな学び

多摩リハビリテーション学院専門学校の言語聴覚学科2年生には、認知症について学ぶ授業があります。この授 …

山﨑 暁(言語聴覚学科教員)
大盛況のSTフェス!

6月29日、地域のお子さんたちのためにSTフェスを開催しました! 大人気のボールプール♪ 楽しそうで …

山﨑 暁(言語聴覚学科教員)
田中美郷教育研究所に取材に行ってきました~

田中美郷教育研究所は、小児難聴や言語発達等を支援する民間の教育・療育機関です。 所長の田中美郷先生は …