関東ブロックDMAT訓練

岩田 一鷹(作業療法学科教員)

【活動報告】関東ブロックDMAT訓練に参加しました!

1月31日(土)、東京都JRAT隊員として、当学院の鈴木恒先生(PT木村欣司先生(ST、そして私、岩田(OT)の3名で「関東ブロックDMAT訓練」に参加してきました。

都内での大地震発生を想定し、都庁や市役所、そしてJRAT対策本部が置かれた慶應義塾大学を舞台に、非常にリアリティのある緊迫した環境で訓練が行われました。

災害現場には、さまざまな専門チームが集結します。こんかいのテーマであるDMATとJRATについて簡単に説明します。

・DMAT(災害派遣医療チーム) 医師・看護師等で構成される「災害医療のスペシャリスト」です。発災直後(48時間以内)に急行し、救命処置や広域搬送を担います。

・JRAT(日本災害リハビリテーション支援機構) 我々リハビリ職が所属する組織です。DMATが命を繋いだ後、避難所等で被災者の身体機能が落ちないよう、杖などの補助具選定や環境調整を行い、「生活を支える」役割を担います。

また参加団体もものすごかったです。関東ブロックの訓練なので1都6県の自治体、厚生労働省、防衛省、東京DMAT、DPAT、DHEAT、DWAT、JDAT、JRAT、透析医療ネットワーク、東京都医師会、東京都歯科医師会、東京都薬剤師会、東京都看護協会、災害時小児周産期リエゾン、日本赤十字社、都立病院機構など。

見ただけで何の団体か分かる方は「通」です。正直私もこういった活動をするまでは全く知りませんでした。もし興味がある方は各団体を調べてみてください。

我々のミッション:ロジスティクス(後方支援)

今回、私たちが担当したのは「人員支援」という重要なロジスティクス活動です。

「どのチームを、いつ、どこの避難所に派遣するか」というパズルを解くような調整業務。

・「都内の渋滞を考えると、レンタカーより自転車の方が早いのでは?」

・「そもそもレンタカー屋さんは営業できているのか?」 といったリアルな議論を重ね、刻一刻と変わる状況をZoomで共有しながら、夕方までPCと向き合い続けました。

余談ですが最近Amazon Primeで公開されたドラマ『フロントライン』でも、小栗旬さんや窪塚洋介さん演じるDMAT隊員が同じように情報を繋いでいましたね。あのかっこよさに刺激を受けつつ、現場の裏側の過酷さも実感しました(笑)。

17時までの活動で全ての工程を終え、無事に我々のミッションは終了しました。朝から夕方までパソコン作業となりました。これほどまでにパソコンと睨めっこをしたのは作業療法学生時代の実習ぶりだったでしょう。非常に疲れました。しかし有事の際には「疲れた」なんて言っていられないでしょうから、平時から定期的な研修への参加と関係各所との連携をとることで、いざという時に迅速かつ冷静に行動できるようにしたい!と今回の訓練に参加してあらためて感じました。やはり帰宅後は泥のように寝ましたw。

青梅にある小さな学校ですが、PT・OT・STの3職種すべてに災害リハの専門家が在籍している養成校は、全国的にも珍しいはずです。(知らんけど。)

南海トラフ地震や首都直下地震への備えが急務とされる今、災害リハビリテーションの知識は、国家試験でも問われるほど重要視されています。 「いざという時に動けるセラピスト」を、私たちと一緒に目指してみませんか?

岩田 一鷹(作業療法学科教員)
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