最近の作業療法学科の様子
- By: User_name
- カテゴリー: 鎌田 小百合(作業療法学科教員)
こんにちは。
今回は作業療法学科の様子をお伝えします。
1年生は、夏の「見学実習」を終え、『実習報告会』を行いました。
この実習では、障害を抱えた方々の施設に行き、その方の生活場面を見学させて頂きながら、スタッフの方は “どのような関り方をしているのか?”、“どのようなケアが行われているのか?”を中心に勉強してきました。
3日間というとても短いでしたが、実際に対象者の方に関わらせて頂き、多くの学びを得たようです。
そこで、それぞれの施設の紹介や、自分たちの関り方を振り返る「実習報告」をグループごとに行いました。
初めてパワーポイントを作る学生も多く、資料作りから四苦八苦していましたね。放課後、グループで集まり、みんなで話し合いをしている姿もよく見ました。
それぞれ頑張った成果がみられ、当日はどのグループもとても良い報告内容で、質疑応答の時間も活発な意見交換ができていました!
学生のみなさんも、自分のやってきた事を言葉にして伝える難しさを体感できたと思います。この経験を次のステップに活かして下さいね。
みんな、よく頑張りましたよ。
先輩も負けていません!
2年生の“認知症予防講座”の様子です。
毎年、青梅市の社会教育課さんとの協力のもと、地域高齢者の方々へ『作業療法学生による健康講座』を実施させて頂いています。
今年は認知症予防をテーマとして、全3回行いました。
ここで紹介しているグループは「みんなで気付こう!身の回りの危険」と題して行いました。
日常生活の中で起こる、ヒヤリとしたり…ハッとしたり… そういった場面のイラストを見て、“何が危険なのか?”、“どう対策すればいいのか?”をグループで話し合って頂きました。
参加されたどの方も、とても熱心に考えて頂き、またユニークなアイデアもたくさん出ました!
笑いも多く、とても盛り上がましたね。最後には感謝の言葉を頂く事ができました!
これまで時間をかけて準備してきた甲斐がありましたね。
2年生になると勉強が忙しくなって来ました… でも、手を抜かずにきちんと練習を重ねてきた結果です。皆様に喜んで頂けて良かった!
お疲れ様でした!
さて、3年生は・・・、ただいま臨床実習中です。
長いと思えた9週間の実習ですが、それも今週で終わります。
それぞれ慣れない環境で頑張りましたね!
実習だからこその学びをたくさん得たことでしょう。
一回り成長した皆に会えるのを期待しています。
教員も頑張っていますよ!
9月6日~8日に、福岡国際会議場にて日本作業療法士学会が開催されました。
当学院作業療法学科の教員もポスター発表してきています。
学会では多くの発表やセミナーなどを通して、全国から集まった作業療法士と意見交換ができ、幅広い視点でOT業界の現状や今後の展望を考える機会になります。
今は立派な作業療法士として活躍している多摩リハの卒業生もいました。卒業生と久しぶりに話ができ、元気に頑張っている姿が見られるのも、学会参加の楽しみの一つです。
作業療法学科に所属する一人ひとりが自分のやるべきことに向き合い努力を重ねています。
将来作業療法を必要とする方に、この努力の成果が届きますように・・・。