言語聴覚士を専門学校で学ぶメリット、大学で学ぶメリットについて
言語聴覚士になるには、専門学校か大学に入学する必要があります。 では、高校卒業後に専門学校に入学する場合と大学に入学する場合について、それぞれのメリットを見てみましょう。
高校を卒業してから言語聴覚士目指す
高校を卒業してから言語聴覚士になるためには、認可を受けた言語聴覚士の養成校(専門学校3~4年、短期大学3年、大学4年)のいずれかに入学し、卒業する必要があります。 *養成校を卒業すると言語聴覚士国家試験の受験資格が得られます。
大学を卒業してから言語聴覚士目指す
大学を卒業してから言語聴覚士になるためには、大学卒業者を対象とした言語聴覚士の養成校へ2年以上通い、卒業する必要があります。
*養成校を卒業すると言語聴覚士国家試験の受験資格が得られます。 大学を卒業し、一度社会人になってから言語聴覚士を目指す方も少なくありません。
専門学校で学ぶメリット
専門学校では専門知識をメインとして、言語聴覚士を目指すためのカリキュラムが組まれています。基礎知識はもちろんのこと、学年ごとに実習も組まれており、言語聴覚士になるために必要なことを集中的に学んでいきます。大学とは違い、資格取得に向けた専門知識の学習がメインになるため、言語聴覚士を目指すために集中して勉強に打ち込むことができます。
また、専門学校は1クラス20名から40名程度の学生で構成されるため、学生一人あたりに使える先生の時間が多いのも特徴です。学生数が多いと、質問もし辛く、また席が遠いと先生の声が聞こえなかったり、黒板が見えにくくノートを取るのも一苦労したりすることがあるかもしれませんが、少人数制の専門学校では、このような心配はありません。
多摩リハビリテーション学院専門学校では、1学年の定員が40名となっており、少人数制で満足度の高い授業を提供しています。また、実習先は先輩たちが通ってきた実績のあるところばかりなので、安心して打ち込めます。もちろん就職先に関しても大学のキャリアセンターとは違って就職担当の教員がおり、学生の就職相談に対応しています。学生が気軽に相談できるからこそ、多摩リハビリテーション学院専門学校では、就職率100%を毎年達成しています。
大学で学ぶメリット
大学では言語聴覚士を目指すための授業以外にも、興味のある授業を選ぶことができます。必修科目以外の授業は、すべて自分で決めるため、学びたいものを好きなように組み合わせてカリキュラムを作ることができます。時間の管理もしやすく、課題や復習なども含めて、自分にとって効率のいいスケジュールを組むことが可能です。
言語聴覚士に必要な専門知識以外にも、他の医療分野の授業や一般教養の授業を選択できるため、言語聴覚士以外の就職という選択肢が出た場合は、融通が利きやすいのも特徴です。就職や資格の幅を広げる部分では大学にメリットがあるでしょう。
また、サークル活動や校外活動の一環として、他校と交流することもあります。自分が通う学校以外の同じ志を持つ人と関わることでモチベーションがアップしたり、将来、社会人となったときに役立つ人脈が広がったりしやすいこともメリットかもしれません。
結果、専門学校と大学のどちらがいいか
専門学校も大学もメリットを挙げましたが、どちらにもデメリットはあります。 専門学校は、その分野で働くことを決めたうえで進学するため、専門知識を効率的に学ぶことができます。しかし、途中で学びたい内容を変えることは難しいです。
大学では、専門知識以外にも一般教養や卒業論文に取り組んだりする時間が必要な反面、途中で学びたいことを変えたり、違う領域で働きたくなったりしたときに融通が利きます。
専門学校に進学するか、大学に進学するかは、現時点での自分の状況で選ぶのがいいでしょう。すでに言語聴覚士になることを決めているのであれば、専門学校へ進学した方がいいですし、まだ迷っている選択肢の一つが言語聴覚士ということであれば大学へ進学した方がいいかもしれませんね。
多摩リハビリテーション学院専門学校では、大学卒業者および大学卒業見込み者の方を対象に出願資格を設けています。通われている大学の学部・学科は問いません。今から言語聴覚士を目指してみたい・目指したい人はお気軽にご相談ください。個別見学会も随時開催しております。